スコッチ　ポートエレン(PORT ELLEN)　買取

スコッチ　ポートエレン(PORT ELLEN) とは

1825年に創業され、家族経営で100年あまり守り続けられてきましたが、ポートエレンは操業を停止。希少なモルトウイスキーとして、今なお人気が続いている蒸溜所です。そして現在はモルトスターとして活路を見出し、アイラ島の他の蒸溜所に麦芽を供給しています。
風味は辛口で尖っていて、泥臭さと感じるピート＆ヨードのスモーキーテイストが前面に出ていて独創的。
「ポートエレン1982（シグナトリー）」は黄金色の美しさが目をひき、スパイシーという表現が似合う香草を連想させる香りがさわやかな仕上がり。また「1981　18年」では、琥珀色が熟成された味わいを目から感じることができ、ピートの香りとアイラ島の草木などが複雑に入り混じって生まれるヨード香もふんだんに楽しむことができます。同年に樽詰めされた「1981　19年」になると、1年熟成が長いだけなのに驚きの優しい香りがバランスを整えてくれていて飲みやすくなっています。
製造免許も手放し、もう製造されることのない蒸溜所のモルトウイスキーというレア感で価格は高騰を続けていて、「価格の半分程度の価値しかない」という辛口コメントもありますが、アイラ島のウイスキーを語るには避けてとおれない銘酒たちです。